No.066インスリン抵抗性③




一言コラム(第66回)【インスリン抵抗性③】

真面目に...

従来行われている糖尿病の薬物治療を紹介します。
現在使われている薬物はインスリン注射はもちろんのこと、
「インスリンを増やす」方向のものが主流です。
(SU薬が有名、最近はDPP-4阻害薬)
「インスリン抵抗性」に着目すると、大きく二つの段階に別れると考えます。

第一段階:比較的インスリン抵抗性が低い状態
(日本人の多くはここからスタート)
欧米人と比較し肥満の少ない状態で発症する日本人タイプの糖尿病ではこの段階では、インスリンへの反応性も良好です。
従来の治療でも結果は良好な場合が多いのですが、
次の段階へ足早に進んでいるのです。

第二段階:インスリン抵抗性が増した段階
(欧米人の多くはここからスタート)
例のように、「満員電車」で見てみましょう(図)。
すでに細胞内はブドウ糖でいっぱいの「満員電車」状態です。
駅員(インスリン)を増員しさらに押し込もうとしてもたかが知れています。
逆に乗客(ブドウ糖)から押し返されることもあるかも知れません。
そうなると「インスリン抵抗性」はさらに増していきます。

ご覧のように
従来の治療は「インスリン抵抗性」に関して、全く役に立たないどころかさらに状況を悪化させています。
「インスリンを増やす」治療はその場しのぎでしかなく、いつか破たんするのが分かっていて先延ばしにしているに過ぎないのです。

実は「インスリンを増やす」ことにはもっと恐ろしいことがあるのですが・・・
それは次回!!!

注:「糖尿病」は大多数を占めるII型糖尿病として使用しております。




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