No.067インスリン抵抗性




一言コラム(第67回)【インスリン抵抗性】

では「インスリンを増やす」と起こる、もっと恐ろしいこととはなんでしょう?
「糖毒性」は広く知られていますが
「インスリン毒性」という考え方があります。

両者を見てみましょう。
【糖毒性】       【インスリン毒性】
低血糖→死亡
酸化ストレス     酸化ストレス
慢性炎症 慢性炎症
血管内皮障害→動脈硬化 血管内皮障害→動脈硬化
膵β細胞障害
インスリン抵抗性   インスリン抵抗性
AGEs産生→老化    老化→早死
癌化         癌化

(インスリン毒性は「糖尿病に勝ちたければ、インスリンに頼るのをやめなさい、新井 圭輔著」より抜粋)

似ています。と言うか、ほとんど同じです(笑)
そのため、糖毒性はインスリン毒性ではないかという考え方です(諸説あり、僕は支持すると言うこと)。

またもや「満員電車」で例えてみます。
乗客が多ければ多いほど(高血糖)
入れ替わりが激しいほど(平均血糖変動幅増大)
ホーム(血管)は、いたむこともあるでしょう。

しかし、その影で増やされていたのは駅員で、ホームをより傷つけていたのは駅員だったのです。
駅員(インスリン)が、そんな悪さをするはずが無いとの思い込みから、見えていませんでしたが、駅員が履いていたのはトゲのついた「スパイク」だったのです。
たくさんに増えた駅員が、踏ん張れば、踏ん張るほど、ホームは傷だらけに・・・
その補修のたびに血管壁は厚くなっていきます。
これが動脈硬化であり、「インスリンを増やす」ことの弊害だったです!

あなたの駅員さん
頑張り過ぎて血管を傷だらけにしていませんか?
インスリン抵抗性シリーズ①~③も合わせお読み下さい。

※画像も少しずつ、かなり頑張って加工しています(笑)

No.064インスリン抵抗性①

No.065インスリン抵抗性②

No.066インスリン抵抗性③