No.072インスリン抵抗性(糖新生編)




一言コラム(第72回)【インスリン抵抗性(糖新生編)】

なぜ、糖質の「入場制限」
“糖質制限”をしても困らないのか?というお話です。

実は、ヒトにとって「糖質」は絶対に必要です。
一瞬でも、寝ている間でも無くなると命に関わります。
それだけ必要なものだからこそ、全てを体内でまかなうことが出来るシステムがしっかり備わっているのです。

それが「糖新生」です!

糖新生を調べると「飢餓時に・・・」との記載も散見されますが、別にそんな特別なことではありません。
日常的な絶食時、例えば、夜寝ている間にも「糖新生」は起こっています。

夜寝ている間に、食事(糖質)を摂る人はいませんよね?(笑)
しかも、低血糖になって死ぬこともないわけです(薬の使用等特殊な場合は除く)。
起床後の食事で補給すれば、調整出来るほど簡単なものではありません。

一般的には
赤血球で毎時2g
脳で4gが必要とされ
合計6g×24時間=144gの糖質摂取が必要との主張もあるようですが、その必要は全くありません。
全て「糖新生」でまかなうことが可能ですし、そもそも脳には素晴らしいバックアップ機能が備わっています。

夜10~14時間食べなくても死なない訳ですから、昼間4~5時間おきに食べなければならない決まりはありません。
むしろ、そう食べていることがインスリン抵抗性を増している要因となっているのです。

それでも
「イヤイヤ!脳の唯一の栄養はブドウ糖だろ!」
という方もいらっしゃると思いますので、またまた次回へ!

注: 「肝臓のグリコーゲン分解」も糖質の供給源で、約100gが肝臓に貯蔵されており、食後約2時間で分解が始まり血糖値の調節を行います。
ここでは「糖新生」の説明のため割愛いたしました。