No.073インスリン抵抗性(ケトン体編)




一言コラム(第73回)【インスリン抵抗性(ケトン体編)】

「脳の唯一の栄養はブドウ糖である」

と、未だまことしやかに謳っている御仁を見ると、
憤りよりも、むしろかわいそうになってきます・・・
アプリでさえ頻繁にアップデートされる時代なのに、
あんたの頭はウインドウズ 95のままかって!
脳が糖質以外のエネルギーで活動出来ることは前述しましたが、そのエネルギーが
「ケトン体」です。

医師ならば必習の生化学の教科書「ストライヤー生化学 第5版」には
「絶食、3日目には脳がエネルギーの33%をケトン体に頼り、数週間後は脳はエネルギーの70%をケトン体に頼る」
と記載されており、第6版ではケトン体の利用率は75%となっています。
また、江部康二医師は米ハーバード大のDr.Cahillの論文を引用し
「多くの研究により、ヒトの脳はブドウ糖なしでケトン体だけでも生存できると思われるが、実験的にも倫理的にも証明は難しい」
との、記載があり、脳の栄養学的な研究が進むにつれケトン体の利用可能な割合は限りなく100%に近づいているようです。
参考: http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4167.html
また、世界ではじめて、胎児や赤ちゃんが「糖質制限」していることを発見した宗田哲男医師は著書「ケトン体が人類を救う」の中で(抜粋)
・新生児や胎児の臍帯血や絨毛のケトン体の濃度が基準値の20~30倍にもなることを世界で初めて発見
・赤ちゃんがブドウ糖ではなくケトン体をエネルギー源としていることを意味し、さらにヒトが本来、ブドウ糖ではなくケトン体代謝によるエネルギーシステムを基本としていた食物史を暗示させる。
と、されています。

白澤卓二医師も著書「認知症は脳のメタボだった!」の中で
アルツハイマー型認知症の原因の一つを脳の「インスリン抵抗性」とされ「3型糖尿病」と読んでいます!
ケトン体で、脳を活動させるとパフォーマンスが向上することはすぐに体感できるはずです。




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