No.075インスリン抵抗性の解決策⑥細胞を増やす




一言コラム(第75回)【インスリン抵抗性の解決策⑥細胞を増やす I】

前回、インスリン抵抗性の解決策として
「車両を増やす」ことが良さそうだとわかりました!
では、車両を増やすとは、ヒトのカラダではどういうことでしょうか?
用いるのは、もちろん「満員電車モデル」です。

駅 員:インスリン
乗 客:ブドウ糖
ホーム:血管
電 車:細胞

車両、電車は細胞ですから
車両を増やすというのは、細胞を増やすと言うことです!
「な~んだ。簡単じゃん?」
と、思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、そう簡単には細胞は増えません。
細胞の数は約37兆個と決まっています。
おまけに、胎生期にほぼ固定し、生まれてからはほとんど増えず、むしろ減っていくと言われています。
上げて・・・下げて・・・
ここで、ガッカリした皆さんのために増えそうな細胞を見つけて来ました。しかも2つも!
1つは脂肪細胞です。
サイズが大きくなるだけだと思われていた脂肪細胞ですが、大きさの限界を越えると分裂して数が増えることがわかっています。おまけに、増えた脂肪細胞は、痩せた場合も数は減らず小さくなるだけだと言うこともわかっています。高度肥満の方が痩せにくい原因はここにあるのかも知れません。
もう1つはガン細胞です。
ガン細胞はあなたの意思とは無関係に増え続けてくれます。おまけに、倍々と増えますので、過剰に増えたブドウ糖の消費にはもってこいです。
はい!
ここでお分かりのように、「インスリン抵抗性」が増した状況下で待っているのは、「肥満」か「ガン」それとこれまでお話した「糖尿病」なのです。
過剰に増えたブドウ糖の処理工場が「ガン」と言われる所以はここにあります。
「どれも、絶望的じゃん・・・」
と、悲しんでばかりもいられませんので、細胞を増やす唯一とも思われる方法は・・・?

次回!